4/21/2016

アラビアン*マジック Vol.7 『信仰』と『芸術』・・☆

〜KOI大扇&タペストリー〜

関空からドバイへの直通便・エミレーツは

毎日夜の23時50分発しかない。

夜出発の飛行機に乗るのも初めてだった。

渡航時間は時差を入れて約10時間。

現地へは朝の5時20分に到着予定だった。

トランジット以外で中東へ行くのは初めて・・。

イスラム圏としてはトルコへ行った事があった。

親日的なトルコは素敵な思い出しかない。

ボスポラス海峡を軸にヨーロッパとアジアにまたがっている

首都・イスタンブールは異国情緒たっぷりで

コーランが描かれたイスラム教典の紙や絵画、

見事な唐草模様のタイルから食器まで

大量に買って帰った。

初めて触れたイスラム教の芸術が

想像以上にしっくりと自分に合っていて、

正直、悪い印象は全く無い。

現地の人たちと仲良くなり、

ベリーダンスも教えてもらった・笑。

宗教と芸術は密接な関係にあり、

これほどまで美しい文様を描き出されるのに

悪は感じない。

子供の頃から絵を描くのが好きで

芸術も好きで、

大学でも学び、

世界を放浪しながら時に仕事として

芸術に触れて来た。

今となっては日本の神道にハマって

神社オタクになってしまったけれど、

その根底には

『信仰』から見る『芸術』

『芸術』から見る『信仰』

を長年密接に携わって来て

その知識と体験が幾重にも重なり

最終的に母国のアニミズムへ繋がった

結果なのかもしれない。 

もっと言えば『信仰』が無ければ

『芸術』の分野は生まれていない。  

だから氾濫して流れているインターネットや

SNSの情報は信じられない。

その国の状態は『芸術』を通してみれば

一目瞭然だ。

美しい物を作る場所に邪気は存在しない。

その観点から見ると『Dubai(ドバイ)』

新しく出来た大都市で、

一体、どんな感じなのか、文化的にどうなのか

全く想像が付かなかった。

ただ、一辺倒の情報で解りやすく

『お金持ちの国』

の印象しか無かった。

そんな都市で開催される

『World Art of Dubai』

やっぱりお金持ちが来るのか?

どんな芸術に興味があるのか?

前情報が全然なかったけれど、

去年から作り始めた出展用の作品は

〜きらびやかで派手目のもの〜

を意識していた。

昔読んだ『アラビアンナイト(千夜一夜物語)』

を始め、アラビアの印象は

金銀キラキラ・・

のイメージを持っていた。

そして半年かけて中東のイメージにピッタリの8点を

井上君や京都の職人さんたちの力を借りて

作り上げる事が出来た。

〜アクリル板に昇華転写したKOI PHOTOの裏に金箔を貼っている作品〜

〜こちらは裏に銀箔を貼っている〜
金箔と銀箔を貼った写真6点と、

日本らしく『桜』を取入れたタペストリーと大扇。

この作品たちが中東へ旅立って行くのを願いながら

丁寧にスーツケースへ入れていった。

関空でチェックインをした時も

『FRAGILE(取り扱い注意)』にしてもらうよう

念入りにお願いをした。

そしてひっそりとした夜の関空から

いよいよドバイへと向かう!

〜to be next 〜

 
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