2/17/2015

幻想櫻記*Vol.6 ククリ姫と永遠の絆・・☆

〜養老神社の本殿脇にある霊泉・菊水泉〜
猛吹雪が舞い上がる関ヶ原の中、車を走らせる。

たまこが亡くなって1週間が経った頃、何処か神社へ行きたくなった。

そして昨日、2月16日はたまこが生きていれば

16歳の誕生日だった。

あの日からあっと言う間に1ヶ月が過ぎてしまい

改めて月日の流れの早さに驚いてしまう。 

たまこが亡くなった翌日、熊本県在中のヒーラーさんに

桜の謎を聞いた時、

自然と溢れ出る涙を止める事が出来なかった。

別に寂しいとか悲しいとかの涙ではない。

何か心に響いたものがあった時、不思議と涙が溢れて来る。

〜小さな子猫が桜吹雪を見ています。
そしてそれを遠くで微笑ましく眺めている女性がいます。
かなり古い時代ですね。
男性は居ません。
女性ばかりが見えます。
お屋敷の中でしょうか・・〜

この言葉を聞いた時、たまことは前世でも

一緒にいた事があったと悟った。

それと同時に鮮明なその景色が頭の中に降りた。

子猫は不思議そうに上から舞散る桜を目で追っている。

白いネコだった。
  
前世の記憶?

脳の中に眠っていたものが呼び起こされる・・。

それと同時に戸惑いの気持ちも沸き上がる。

ネコは生まれ変わってもネコ?

人間と動物でもそんな絆が生まれるものなの?

精神世界の中では答えがない。

それが科学的に証明されない事であったとしても

その言葉は深く心の中で刺さった。

妙に納得している自分もいた・・。

そしてヒーラーさんは続けて言った。

〜たまこちゃんはずっと女性に飼われていて
女性の苦しみや悲しみをずっと見て来ています〜

なるほど・・

だから対面鑑定にいらっしゃった女性たちや

私の女友達たちを癒しに来るのか・・

ふと思った。

あのネコとは思えない大いなる母性は

此処から来ているのか?

ヒーラーさんの言葉でかなり腑に落ちた事が多かった。  

そしてたまこはずっとネコとして生まれ変わっているようだった。

動物の生まれ変わり・・初めて知った。

そしてあの世とこの世を繋ぐ女神に会いたくなった。

菊理姫(ククリ姫)・・

日本書記でしか存在しない謎多き女神・・

魑魅魍魎と化したイザナミから逃れるため、

あの世とこの世の境界線黄泉比良坂(よもつひらさか)

逃げたイザナギを助けた女神・・。

イザナギが助からなければその後に誕生する三貴神、

『アマテラス』『ツクヨミ』『スサノオ』

が誕生しなかった事から、

『アマテラス=ククリ姫』は同神化される一説がある。

しかし個人的には黄泉の国の女神『イザナミ=ククリ姫』

同じ女神だと思っている。

悪までも私の妄想だが、

黄泉の国へ行ってしまったイザナミ

天空の神々がいる所はもちろんの事、 

地上へ出て来る事は一切、許されなかった。

そんな中唯一、あの世とこの世を繋ぐ事が出来る

ククリ姫神力を託しているたのではないかと思う。

実際にククリ姫が鎮座される神社には

イザナギ、イザナミの2柱が奉られている事が多い。  

ククリ姫の総本宮は、石川県・白山比咩神社で、

今まで何度も足を運んでいるけれど、

今回は初めて岐阜県・養老町に鎮座され

同じくククリ姫が主祭神の『養老神社』へ行きたいと思った。  

何かしらサインやメッセージを

キャッチして参拝へ行く事が多い。

今回、神社と言うより『養老の滝』へ呼ばれている感じだった。

岐阜県・養老町も数々の伝説が残る聖地。

その中でも親孝行の息子が父のために汲んで帰った

養老の滝の水を飲むと長生きになった事が有名だ。

参拝に出かける日曜日の朝、また京都は思いっきり雪が積もった。

こんな日に山奥の神社へ行けるのか一瞬不安になったけれど、

天気予報を見ると岐阜県は晴天。

目の前に広がる雪景色から晴天は全く想像出来なかった。

しかし、出発する頃には雪も止んで雲の間から

太陽が覗かせていた。

名神高速で岐阜へ向かっている途中、

滋賀県の辺りは雪が無く、順調に進んで行ったが

米原あたりから景色は一遍し、どんよりとした吹雪へと変わった。

さすが、関ヶ原・・

その昔、激しい戦の歴史的背景があるけれど、

今だにその怨念が封じ込まれているのだろうか?

ここが京都を守る為に張られている結界のように感じる。

そして不思議と関ヶ原を抜けると一切の雲と雪が消え

天気予報通り、晴れ間が見えていた。

あまりの気候の変化に驚いてしまった。

左手にはうっすら雪景色となった霊峰・伊吹山が見えている。

ヤマトタケル伝説をはじめ、霊験あらたかな山にも関わらず、

長年、鉱山掘削作業が続けられた事によって

山の型が半分えぐられている・・。

それによって気候が変わった事も否めない。

この鉱山掘削がなければ鳥取県の大山のような

美しい姿を保っていた事であろう。

それを思うと伊吹山は本当に痛々しい・・。

途中、吹雪に邪魔されたけれど、

2時間位で養老町へ到着した。

初めて行く養老町、日曜日なのにひっそりとしている。

神社は県営の養老公園の中にある。

霊泉に溢れる公園の中は雪解け水だろうか

清流があちらこちらから流れ、大きな川へと繋がって行く。

何とも瑞々しい場所・・。

日本には多くの名水が存在するけれど、

此処、養老町の名水も驚く程パワーを感じる。

さすが、不老不死伝説が生まれるのも納得が行く。

この公園の中に養老神社は鎮座されているけれど、

まずは養老の滝へ向かった。 
  
to be next ・・


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