1/19/2015

小さな身体*大きな感謝・・☆



1月18日の早朝、たまこが天国へ旅立ちました・・

15歳と11ヶ月、丁度一ヶ月後に16歳の誕生を迎える前でした。

去年の11月、生死を彷徨い、奇跡の生還を果たした後、

完全な回復にならないまま2ヶ月、本当に頑張ってくれたと思います。

でも、東京出張から戻った3日後に突然の別れが来るとは

思いませんでした。

去年から覚悟をしていたものの、

最期の最期まで生きる事を諦めず、

癌におかされているとは思えない程、

日々、気丈にふるまっていました。

私の側をずっと離れず、

電話鑑定の時は側に来て、

パソコンで原稿を書いている時は

足下でずっと寝ていました。

そして夜になると必ずお布団の中へ入って来て

腕枕で寝ていました。

改めてたまこは私の事が本当に好きだったと思います。

しかし、顔面崩壊は続いていて、

今年に入ると、左側の顔は

完全に腫れ上がり、目も閉じてしまいました。

そんなたまこの顔が崩れて行くのを見ているのは

本当に辛く、息づかいも荒かったので、

苦しくないのか?痛くないのか?

ただただ、見ているだけしか出来ないジレンマに

陥る事も多々ありました。

そんな心配で胸が張り裂けそうだった私の状態をよそに

我慢強いたまこは全く普通の状態で接していました。

そして東京出張へ行く前に少し様子がおかしくなって

入院させる事も考えたのですが、

何時も出張の時、ニャンズの世話をしてくれている

幼馴染みが、

『病院へ預けるのは可哀想。
私にお世話をさせて!』

と言ってくれたので、安心して出張へ行く事が出来ました。

しかし、出張から戻りたまこを迎えに行くと

とても数ヶ月も生きていける状態では無くなっている事を

感じました。

長くても今月いっぱいなのか・・?

2月16日の誕生日まで生き延びれるのか・・? 

何時別れが来るのか解らない恐怖と悲しみが

日々襲っていた中、

昨日の夜中から状態が急変し、

体温が段々と落ちていくのを感じました。

ぎゅっと抱きかかえ、ぐったりとしたたまこの目は

まっすぐに私の顔を見ています。

何だか胸騒ぎがしつつも、眠りに陥ってしまい

明け方、パッと目を覚まし、たまこを見ると

既に冷たくなって横たわっていました。

息を引き取る瞬間は見ていないのですが、

きっと直ぐに気がついたのだと思います。

身体は冷たくなっていましたが、

まだ開いている片目は澄んでいて

口から出てしまっていた舌を直ぐに

口の中へ入れてあげました。

つい数時間前まで鳴いていたたまこが

いきなり横たわって冷たくなっている事に

最初、受け入れる事が出来ず、

もう少しすればまた起きてくるんじゃないかと

しばらく抱きかかえ、名前を呼び続けましたが、

永遠に答えは帰ってきませんでした。

奇しくも今日は仕事も休みで

私が出張の時、ずっとお世話をしてくれていた

幼馴染みも火葬に立ちあってくれてました。

焼かれた後のたまこの骨は本当に奇麗で、

癌でおかされていた左顔以外は奇麗なお骨のままでした。

焼き場の方も驚いていたのは

『のど仏』が全く崩れず、奇麗に残っていた事でした。

初めて奇麗な状態の『のど仏』を私も見たのですが、

見事に観音様が前で手を合わせている形 でした。

たまこの『のど仏』を見た時、

直ぐに箱根神社の絵馬に描かれている

弁財天の姿が頭に浮かびました。

家に帰ってたまこの骨壺の横に

その箱根神社の絵馬をおいたのですが、

たまこの『のど仏』の形は

まさに弁財天そのものでした。

ちょっとサイキックな所があり、

人の気持ちを読み取る能力は動物的勘を超越し、

大いなる母性で私だけでなく

皆を包み込むような凄いネコだったたまこ・・。

まるで神使いのように高貴な空気が漂っていました。




 不思議な事はそれだけではありませんでした。

たまこの骨壺に触れると中から暖かいエネルギーを発し、

触っているとポカポカと手が暖かくなって行きます。

それは幼馴染みも驚いていて、

『たまちゃんはきっとお骨になったけれど、
この中で生きて守ってくれているんだよ・・』

と言っていました。 

その状態は今でも続いていて、

骨壺に触るとやはり手が暖かくなるので

不思議な感覚に陥ります。

そして夜は友人宅で新年会の予定が入っていました。

最初は辛過ぎて新年会を欠席しようと思ったのですが、

その会に集まるメンバーはたまこが大好きな人たちで、

去年もみんなたまこの状態を見に来てくれた人たちばかりでした。

きっとたまこが、この集まりの時を選んで

旅立ってくれたのだと思い、

まるでお通やの時、みんなが集まって宴会をするように、

たまこの供養も兼ねて出席をしました。

15年と言う長い年月を共に生きたパートナーなので

喪失感は大きく、なかなか立ち直る事が出来ません。

しかし、去年、たまこが最初に体調を崩した事を

ブログに書いた後、本当に沢山の方々から

励ましのメールや、自然療法などの情報を頂いたり、

電話鑑定や対面鑑定の時、

お気遣い頂くお言葉を沢山頂きました。

そんな皆様のお言葉が励みとなり、

頑張る事が出来ました。

この場をお借りしてあつく御礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

たまこの肉体は無くなりましたけれど、

魂は何時も側にいて、今、こうしてご報告を書いていても

足下で寝ているように感じます。

カーンは今の状態を解っているんだか?いないんだか?・笑

よく解りませんが、私の側をずっと離れない所から見ると

何かを察しているかもしれません。

悲しみにくれつつも月曜日から通常通り、

お仕事を初めますので、今後とも宜しくお願いします。

これからはカーンだけとなって『ネコバカ日誌』の中での

たまことの掛け合い漫才は無くなりましたけれど、

また奴は何かネタを提供してくれると期待しています・笑。

今となってはたまこに感謝の言葉しか出て来ません・・。

たまこ!本当に今までありがとう!

そして安らかに天国で大好きだったお魚を沢山食べてね! 

本当にたまこに出会えて良かった・・
 

0 件のコメント :

コメントを投稿