11/19/2014

小さな身体*大きな命・・☆

〜たまこの手に触れると彼女はぎゅっと握り返して来ます〜

今日はスリランカ記を一時、お休みさせて頂き、

たまこの其の後についてご報告します。

11月5日にたまこの記事を書かせて頂いた後、

本当に沢山の方々から励ましのお言葉や

治療法など教えて頂きました。

改めて厚く御礼を申し上げます。

それから2週間、たまこがその後どんな感じだったのかを

お伝えしますね。

あの後、たまこは急変して水すらも飲めない状態になり、

体重は1.5キロで体温も35度と非常に危険な状態に陥りました。

何時もお世話になっている先生からも、

『ここまで来たら老衰の兆候も見られますので、
苦しまないように水分補給と栄養剤の点滴だけにしておきましょう。
後、2〜3日の命だと思います』

と絶望的な言葉が返って来ました。

仕事中は気丈にこなしていても、

目の前で、何時、命の灯火が消えてしまうかもしれない

たまこを見ているのは本当に辛く、

涙に明け暮れる日々を送っていました。

たまこも胃液を超えて腸液まで吐くようになり、

息づかいも荒く何時死んでもおかしくない状態になりました。

そんな中、同じく病気のネコがいる友人や、

何時も出張の時、預かってくれる幼馴染み、

大学の後輩やその他の友人たちも

何度か足を運んでくれ、変わり果てたたまこを見て

全員、涙を流していました。

でも、友人たちの行動や言葉は

emyの大きな支えとなってくれました。

東京の友人たちですらも気遣ってくれて

『何かあったら何時でも京都まで行くから!』

と言ってくれていました。

たまこもemyも沢山の友人たちの支えに

感謝の気持ちしか出て来ません。  

しかし、そんな状況にも関わらず、

たまこは泣き崩れているemyをじっと見ながら

『どうして泣いてるの?私、普通じゃない?』

と言っているようでした。

そして身体を撫でてあげるとゴロゴロ言います。

動物病院の先生が往診に来てくださっていた時も

撫でてもらうとゴロゴロ言っていたので

先生は大変驚かれていました。

『こんな状態でゴロゴロ鳴くネコちゃんは珍しいです!』

そして毛並みも良く、目力もあって、

とても3日後に天国へ行ってしまうように感じませんでした。

しかし、現実問題、水も飲まない、餌も食べられない状態で

生き延びれるのは考えられません。

でも、不思議な事に危なかった3日後を過ぎて

相変わらず水を飲まない状態なのに

フラフラと私の方に近づき、膝に乗って来ます。

骨と皮だけになったたまこが必死に生きようとしている・・。

その生命力の強さにただただ、驚くばかりでした。

そして1週間、過ぎても彼女は生きています。

もしかして、まだ生きれるんじゃないかと希望を持ち、

もう一度、先生に往診をしてもらいました。

先生もたまこの精神力に驚きを隠せない感じで、

『これはちょっと奇跡に近いですよ!』

とおっしゃっていました。

それから10日経った一昨日、驚くべき変化がやって来ました。

買い物から返って来てたまこが寝ているベッドを覗き込むと

『ニャ〜・・』

と鳴きました。

そして餌を欲しがり、思いっきり食べ出したんですね。

それにはさすがのemyもビックリしてしまい、

一体、何が起きて何がそうさせているのか全く解りませんでした。

しかし、今では自分で水を飲み、トイレに行き、大好きな鰹の身を

ほおばっています。

まだ完全復活ではありませんし、

また何時急変するのか解りませんが、

後はたまこの生命力を信じたいと思います。

皆様にご心配おかけしてしまい、

申し訳ありませんでした!

そして今は

『色々とお気遣い頂きましてありがとうございました』

と言う言葉しか出てきません・・。

 そして明日は12月5日(金)から3日間、開催する

京都・町家イベントのご案内を8:00にアップします。 

イベントまでにたまこが少しでも元気を取り戻し、

また皆様にお会い出来る事を願っています!

※ちなみに最近のカーンは主役をたまこにとられているので
少々いじけ気味ですね・笑

〜ぼくちゃんは相変わらず元気だかね〜♡〜
 



   

 

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