8/20/2014

海を渡った大和撫子たち*Vol.4 地元を愛する事・・ ☆

〜慈愛に満ちた稲田姫(奥出雲・稲田神社にて)〜

これまで3回に渡り、スリランカへ移住した雅子さんの事を書いていて、

まだまだ彼女の物語は続きがあるのだが、

今日は出雲出張で出会った大和撫子の事を書きたいと思う。

何故、書きたくなったかと言うとあまりにも彼女と接点が多く、

その中でも今回のテーマである『海外』については

2人とも同じ時期にイギリスで生活をしていた。

住んでいた最寄りのチューブ(地下鉄)の駅も一緒だった事がある。

もしかしたら一度くらいはすれ違っていたのかもしれない・・。

それが数年の時を経て、これまた『出雲』と言う場所で

出会う事になるとは・・まさに縁結びの聖地!

その女性、安部紀江さんは出雲大社近くでセラピストとして活動されている。

職業柄、その御縁でイギリスに住んでいたと思いきや

全く別の営業職で奮闘していたらしい・・。

バブル絶頂から崩壊へ・・彼女は20年と言う長いイギリス生活の中で

天国と地獄を味わった。

どちらかと言うと崩壊寸前の時期にemyはイギリスに居たので

バブル絶頂は経験していないけれど、

彼女と話すイギリス話は兎に角盛り上がる!

懐かしさと共に、色んな部分で共有出来るのが何とも心地よかった。

彼女との出会いは、電話鑑定のお客様からの紹介だった。

出雲市在中のそのお客様は安部さんのセラピーを受けていた。

そして彼女の話を聞いた時、大きな木の映像が頭の中に降りて来た。

その大きな木の精霊に守られている女性だと思った。

そしてその事を安部さんにお客様はお伝えしたらしい。

すると安部さんからメールが届いた。

〜木の精霊の話をお客様からお聞きしました。
確かに私は幼少の頃から大社近くの『命主社(いのちぬしのやしろ)』にある
ムクノキの大樹が遊び場でした!〜

その内容を読んで驚いてしまった。

『命主社(いのちぬしのやしろ)』は、出雲大社近くに鎮座される摂社で

去年の春、参拝ツアーで女子たちを案内した神社だった。

ひっそりと佇む小さなお社を覆いかぶさるような大きなムクノキがあった。

まさか、頭の中に降りて来た映像が『命主社』だとは思わなかった。

小さなお社に奉られている神様は天地創造を促した三柱の天空神の一柱、

『神皇産霊神(かみむすびのかみ)』

そして神話の中で大国主命の蘇生のために二柱の女神を送り込んだり

天照大神(アマテラス)にも色々と指令を出して地上を治めさせていた。


〜『命主社』のムクノキ〜

そんなムクノキの精霊に守られている彼女が、

今ではセラピストとして活躍されているだけでなく、

島根県の地場産業をもり立てようと

様々な企画を立てて日々奮闘しているとは・・。

そのメールを拝読した時、これまた頭の中に神皇産霊神

大国主命の蘇生に送り込んだ女神たち事が目に浮かんだ。

まるで安部さんはその女神の1人のように感じた。

地元を愛する気持ちも長年、イギリスで生活をされた影響があるのかもしれない。

それよりも何よりも幼少の頃から遊んでいた『命主社』の精霊たちが、

まるで『神皇産霊神(かみむすびのかみ)』が蘇生を促しているように、

彼女に島根県をもり立てる指令を出しているのかもしれない。

また後日、彼女が全国に広げている『イヤーキャンドル』についても

書きたいと思うけれど、今回の御縁は秋の『出雲国参拝ツアー』へも

繋がって行った。

年に3回、出雲大社の神門通りの旅館を貸し切って開催される

『出雲スピリチュアル・フェア』も彼女が主宰者だった。

今では全国から有能なセラピストたちが集結し、大変人気のあるイベントらしい。

そして毎回、1時間のトークショーもプログラムに組み込まれていた。

『秋は、11月24日(祝月)に開催するんですけれど、emyさん、
トークショーに出られませんか?』

とオファーを受けた。

これがまた、奇遇にも前日の2日間は丁度『出雲国参拝ツアー』のため

日にちを押さえていた。

そして折角なら『出雲bijin』もそのトークショーに絡めたいと思った。

安部さんの地場産業をもり立てて行く考えと年に2回、

日本全国の女子たちが出雲や出雲ゆかりの地に集まって

参拝ツアーを企画している『出雲bijin』通じるものがあった。

安部さんもemyも同じ思いがある。

『古事記・上巻(かみつまき)』の物語がほとんど詰まっている

出雲は、日本人の魂のふるさとであると言う事。

日本人として生まれて来て、日本の地で生活を続けている限り、

『本来の姿・美しさ』をマインドから正していかなければならいと

感じる事が多い。

人を正す前にまず、自分を正す。

今回も出雲のお気に入りの神社へ巡っていると、

心の中をピシっと正してもらえたような感じがした。

to be next











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