3/20/2014

完全なる『3』の放浪記*Vol.4 神々の叡智に繋がる・・☆

〜九州国立博物館で開催されていた『国宝大神社展』〜

下関から九州国立博物館のある太宰府まで1時間ちょっとで行ける。

改めて下関〜福岡は近いんだと思った。

九州国立博物館を訪れるのはこれで2度目・・。

前回は、太宰府天満宮をメインに、博物館の方は常設展だけ見て帰ったと思う。

今回の目的はこれ!『国宝大神社展』

きっと戦後最大規模で、何時もはひっそりと人目に付かない

『神道の秘宝』が大放出されている凄い展覧会!

まるで日本の中で一番人気の『奈良・正倉院展』に匹敵する展覧会だと思う。

こんな素晴らしい神道美術展が、東京と九州でしか開催されなかったのは

残念で仕方が無い。

『正倉院展』のように小出しで良いから定期的に日本を縦断して欲しいと

強く願うばかり・・。

かれこれ8年は経っていると思うけれど、

東京から関西へ戻って来た後、

京都国立博物館で開催された『神社展?(神道展だったかもしれない)』

を観に行った覚えがある。

それは戦後初めて『神社』をテーマとした展覧会だった。

そう・・近年まで『神道』はナショナリズム的な印象・・ 

『国家神道』として色濃く残り、正直戦後はあまり良い印象が無かった。

それがここ2〜3年前から空前の『神社・パワスポブーム』に伴い、

『神道』のイメージもあまりネガティブに受け止められないようになってきた。

戦後60年以上経って、やっと本来の『ジャパニーズスピリット(日本魂)』

若者を中心に戻って来ているように感じている。

出雲大社、60年に一度の『式年遷宮』

人間の魂が再び戻る60歳の『還暦』

60年・・先人たちが区切ってきた『節目』は、

論理を超えて、『自然との共存・融合・叡智』に繋がった

素晴らしい数式だ。

そして今回のこの『国宝大神社展』は、日本のアニミズム(自然崇拝)の

発祥に伴い『海の神』『山の神』『沖縄の神』に分けられ、

何の知識や前ぶれを持たなくても『神道の世界』へ誘われ、

誰でも手に取る様に解りやすく『日本の神々』に触れる事が出来る。

〜神、いざなう〜

まさに広告のコピーがキャッチー・・


 序章であるアニミズムの世界では北九州市の『宗像大社』を始め、

九州には神道のお宝が五万とある事に驚いた。

後、兵庫・京都・奈良・滋賀・福井などの西の地域は、文明の発祥と思われる

お宝が凝縮されている。

『古事記』『日本書記』に書かれているように、

どうしても日本は西から全てが始まっていると思わざる負えない。

1つ1つの古神宝に『○○神社秘蔵』と書かれていて、

何時も行っている馴染みの神社にこんな凄い神宝が隠されている事実を知り

震えが止まらなかった。 

   
 奈良県・石上(いそのかみ)神宮所蔵の『七支刀(ななつさやのたち)』は、

武器としてではなく、形からも推測出来るように『祭事』の時に使用された

鉄剣である。

今まで写真やらフェイク(作り物)は見た事があったけれど、

実物を前にすると、もの凄い存在感と神々の叡智に繋がるような

不思議な感覚に陥る。 

そんな希少価値の高い古神宝は銅鏡・勾玉・扇・面に始まり

『古事記の原文』まで展示されていた。

最初、東京で開催されている間に行く予定にしていたが、

九州の地で神々の叡智に触れられた事はこれから始まる

完全なる『3』の放浪に繋がっていたのだろう・・。  

〜コラムアップのお知らせ〜



   先月は『出雲国参拝ツアー』の募集などでコラムがアップ出来ず、

1ヶ月遅れとなりましたけれど今回のテーマは『自分を楽しむ事』です♪         

『自分を楽しませる』って意外と難しかったりしますけれど、

ちょっとした心がけで意識は変わって行き、運気の流れも良くなりますので

是非、参考にしてみてください・・

出雲bijinコラムはこちらから・・ 


    

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