1/08/2014

火・水・弁天さん・・!☆(後編)

〜弁財天が奉られている宝厳寺〜

長浜港から約30分で竹生島に到着です。

弁天さまが奉られている神社へ参拝するのは

神奈川県・江島神社以来・・。

あの聖地もかなり宇宙的だけれど、天川村といい、

日本の『三大弁財天』は何処も神秘的・・。

(弁天さまは宇宙人??笑)

一番のりにフェリーから降りてまず向かうは

参道の急な階段の途中の鳥居脇にある『瑞祥水』

数年前、竹生島は川鵜の異常繁殖によって

島の半分以上の樹木が枯れてしまい、

糞害など甚大な被害を受けてしまいました。

その被害は山の保水能力も奪ってしまったため、

一時期、島の水の確保が難しくなった事があります。

そんなある日、住職さんの枕元に御本尊の弁財天がお立ちになり

『ここを掘りなさい』

と言う啓示に従うと信じられない事に水が湧き出て来たとか・・。

確かに十数年前、竹生島へ行った時『瑞祥水』はありませんでした。

『瑞祥水』の向かい側には手水舎がありますので

ほとんどの方はそちらの方へ足が向きます。

一昨年、竹生島へ行った時、

階段を降りていると誰かに声をかけられたような感じがして

足が止まりました。

ふと横を見ると小さなお宮に可愛らしい龍神さんが鎮座されています。

(何??これ??)

と思って近づくと『瑞祥水』と書かれていました。

横の瓦版を見ると弁財天の御神宣によって湧き出て来た清水と

書かれていました。

(へぇ〜・・)

と思ってその水を見ていると、

『見てないで飲めば良いのに・・凄いから!』

とまた声が聞こえた感じがしました。

口に含むと何とも言えず甘くて美味しい!!

一瞬持って帰って良いのかためらっていると

『良いから良いから水の御神徳を受けなさい』

とまたまた声が聞こえます・笑

emyの妄想ですが、その可愛い龍神さんが

声をかけてくださったと思いました。

それから竹生島へ行く時は必ずこの可愛い龍神さんにご挨拶をして

奇跡の清水を頂きます。

〜瑞祥水〜
      
 emy以外、誰も瑞祥水の所へは行かれません・・。

やはり向かい側の手水舎でお清めをされています。

1リットルのペットボトルに清水を入れて、

まずはゴクゴクと勢い良く飲んでいました。

ん〜・・相変わらず美味しい!!そして不思議と身体が熱くなる・・。

冷たい御神水なのに、身体の芯から祓われる感じ。

お水を頂いている時、ふと向かいの手水舎の奥が気になりました。

(あれ〜・・何かあそこは凄いエネルギーが充満しているぞ・・)

とテクテク歩いて近づくと『巳月館』と言う建物がありました。

何か凄い写真が撮れちゃったりして〜〜・・なんて思いながら

シャッターを切ると・・

〜凄い!オーブの嵐!〜

こんな写真が撮れました・笑。

何故、ここにエネルギーが溜っていたのか解りませんが、

邪気的なものではなくポジティブなものを感じたので

写真はそのまま保存してあります。

〜弁財天が鎮座される宝厳寺〜

 山の山頂近くの宝厳寺でしっかり御礼参りをして、

安土桃山時代に創建された国宝・唐門へ・・

〜千社札がびっしりと貼られている唐門〜

 この唐門の木彫りの彫刻は本当に美しくて力強い・・

〜泣く子も黙る感じ・笑〜

唐門に続くはこれまた重要文化財の舟廊下へと続きます。

〜日本丸の船櫓(ふなやぐら)を利用して作られた事から舟廊下と呼ばれています〜
 
そしてこの舟廊下の先には個人的に一番テンションが上がる

都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)へと繋がります。

〜八大龍王拝所から望む都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)〜
 emyの中で竹生島と言えば此処!

都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)&八大龍王拝所

が一番のお気に入りスポットです。

御祭神はこれまた弁天さまと習合の市寸島比売命(いちきしまひめ)

タフでカッチョ良い海の女神・宗像三女神の中で

一番人気の女神さま・・

ある時は美人の神様としてそしてまたある時は安産・女性の守り神

として全国に市寸島比売命が鎮座されている神社は多く点在します。

そして後は龍神と産土神(うぶすな)の女神が奉られていて、

琵琶湖湖畔に本殿が面しているせいか、何時行っても

大変気持ちの良い空間・・   
 
 箱根神社の絵馬にも描かれている

黄金の玉を加えた龍神の上に琵琶を持った弁財天が座っている図・・     

まさにその世界観がこの場所

〜箱根神社の絵馬〜
 生憎、八大龍王拝所は工事中なので、

琵琶湖の湖畔を望む白巳大神さまは都久夫須麻神社の脇にお引っ越し。

〜仮拝殿に鎮座されていました〜
 なんだかここはほっこり落ち着いてしまうので

時間の流れが止まってしまいます。

八大龍王拝所は工事中でしたけれど、

竹生島で有名な占い『かわらけ投げ』は出来るようでした。

拝所の下には鳥居があって2枚一組になった土器(かわらけ)を

その鳥居めがけて投げた時、もしそのかわらけが

鳥居をくぐると願いが叶うと言うもの。

〜この鳥居をくぐれば願いが叶う!〜
 今までチャレンジした事が無かったのですが、

今回は何となく面白い事が思いついたので投げてみたくなりました。

それは願い事と言えば願い事なのですが、

2014年のキーワードとして降りて来ている言葉が、

正しいかどうか神様にお伺いをたててみようと・・。

かわらけの1枚目には名前を2枚目には願い事を筆で書きます。

拝所に立つと凄い風が吹いて来ました。

しかも鳥居の方位とは真逆の強風・・。

こんな中、軽いかわらけが鳥居の向こうへ行くはずがありません。

(こりゃ〜どう考えたって無理・笑)

と思いつつ、フェリーの出発時間も近づいているので

まず名前の方を投げてみました。

(私が思っている2014年のキーワードは正しいですか?)

案の定、鳥居をくぐる所か全く別の方へ飛んで行ってしまいます。

(やっぱりね・・)

と90%以上諦めモードで、2枚目のかわらけを投げると

な・・なんと鳥居をくぐった!!!!       

 風が逆に吹いていたのに奇麗に鳥居の間をさっとくぐって

落ちて行きました。

これには思わず歓喜の一声!

(良かった!この願い事は2014年のキーワードだったんだ!)

と確信を得ましたので、

今月の『出雲bijinコラム』にこれまた毎年恒例の

その年の運気を上昇させるためのキーワードを書きたいと思います・笑。

(アップするまで楽しみにしていてください♪)

浮き足立ってフェリー乗り場へ行くとチケット売り場のおじさんが、

『かわらけ投げやったの?どうだった?』

と聞いてこられたので、

『名前はダメでしたけれど、願い事は鳥居をくぐったんですよ〜〜!』

と鼻息荒く答えると、

『それは凄い!この風で鳥居をくぐったなんて奇跡だよ!!』

と大変驚かれていました・笑。

『でも名前は鳥居をくぐれなかったんですけれど・・』

『そんなん、2つも鳥居をくぐる事なんて無理だから!大体。
それに願い事の方が入ったんでしょ?
そりゃ〜凄いわ!その願いは本物だね!』

なんておじさんまで興奮しちゃって・・

でも大喜びしているおじさんの顔が 瑞祥水の龍神さんとだぶって

思わずほくそえんでしまいました・笑。 

〜手前が晴れているのに向こう側は雨〜
          
 あんなに晴れていたのにフェリー乗り場から琵琶湖を見ると

向こう側には真っ黒な雨雲が出ていました。

琵琶湖の天候はとても不思議で北側と南側では時に違ったりもします。

そして長浜港へ着いた後、帰りに『多賀大社』も立ち寄って

参拝をして帰りました。

年初めからマニアックな幕開けです・笑。

竹生島パワーでお正月疲れも一遍に吹き飛んでしまいました

  

 

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