勇気と前進

おはようござます。

昨日の夜、いったん東京へ戻り今日は午前中１件の打ち合わせをした後、

京都へ戻ります。

東日本大震災が発生して今日で２年が経ちました。

��年前の今日も東京にいて今も東京・・。

何だか因縁めいたものを感じます。

��日間にわたって福島の現状を色々と勉強して帰りました。

この２年間、私なりに出来る事をして来ていますけれど、

今回、実際に現場へ行き現地の方々と交流した事は

もっと深く知る事が出来、本当に良かったと思います。

また今月の出雲bijinコラムに詳しく書きますけれど、

『復興』と言うものはとても時間を必要としてしまうもの・・

その中で福島の人々は絶望から立ち上がり、

『何とかしなければならない！』

と、前を向き、汚染問題や風評被害の中で必死に頑張られていました。

誰一人として『被害者意識』を持っていらっしゃる方はいません。

それは『被害者』として下を向いている時間が無いのだと思います。

そして悲惨な体験を笑いを交えて話されている事に

『ユーモア』と言うものがどれだけ人間の生命の活力になっているのかと

改めて感じました。

私たちも一緒に笑いました。

時に涙が出てしまう事がありましたけれど、

現地の方々はその何十倍も涙を流されていると思います。

でもその何十倍の涙は浄化と勇気に変わっている事も確かです。

出雲bijinの小村さんと有志たちと訪れた今回の経験は

風化させる事が無く、語り継いで行きたいと思います。

福島の復興市場で頂いた真心こもったお昼ご飯が忘れられません。

日本人は魚と海草類をよく食べる民族・・。

それが、不屈の精神と肉体を形成している事も事実です。

��写真は島根県で撮影した虹と海です）