イザナミの鳳凰 Vol.4 黄泉の国の女神・・ ☆

奥出雲に鎮座する『稲田神社』
本殿に施されている彫刻も不思議な霊獣が施されていて稲田姫の神秘感が漂っている神社です

今回の出雲放浪は『黄泉の国の女神＊イザナミ』を巡る事と

決まった瞬間からもう、迷いはなく最初はイザナギ・イザナミが

御祭神の『神魂（カモス）神社』へ向かいました

10年前から足しげく通ってしまう『神魂神社』
出雲国の原点を感じる場所です

連休最後の日とあって数名参拝者がいらっしゃったのですが、

宮司さんはいらっしゃらず（相変わらずマイペースな宮司さん・笑）

御朱印を書いてもらえなくてやきもきされていました

emyは本殿で手を合わせていたのですが、無意識に

社務所の前でやきもきされている参拝者の方々にお声をかけ

『後、10分程で宮司さんは戻られますのでちょっと待たれては如何ですか？』

と思わす口から・・そんな言葉が？？？

すると参拝者の方々は大喜びで

『そうなんですか！！じゃあ～待ってます！！』

何の根拠も無く口から出た言葉・・内心動揺しているemy・・

（どないしよう・・！！えらい事言うてしもた！！
もし10分経っても帰ってこーへんかったらどないすんの？？？）

そんな動揺しているemyとは裏腹に、参拝者の方々は安心して

あちらこちらお社を見たりリラックスムード・・

とりあえずまた本殿に戻って手を合わせて瞑想していると

後から凄い勢いで来る人の気配を感じ振り返ると

宮司さんが小走りに戻って来ました・笑

（あ～良かった・・ほんまに宮司さんが10分で戻ってきはった）

と内心思いつつ、御朱印を書いて頂きお神籤を引くと

～人の為に尽くせば神の言霊はおのれに通じる～

と書いていたので何か変に納得

（とりあえず10分後は神様が教えてくれたのね～）

なんてノー天気に考えながらイザナミ・ワールドの

東出雲へ向かいました

イザナミが御祭神の『揖夜（いや）神社』
黄泉の女神の総本山を思わせる素晴らしい神社です

『黄泉の国』は死後の世界でダークなイメージが

あるのかもしれませんが、

本物の光を見るためには闇を知る

と言う事が大事だと思っていて、

ただ光ばかり追っていた所では本物の光到達出来ないし、

闇ばかり見ていても光の部分を感じとる事が出来ない・・

出雲国はその様な『光』と『闇』のバランスを

教えてくれる聖地です

なので『神魂（かもす）神社』のイザナミと

『揖夜神社』のイザナミは全くの別人・・

まさに『光』と『闇』です

『揖夜神社』の拝殿には象徴的な大きな鏡が置かれていて、
自分の内面も全て写し出されているような感じがします

今回、甦った自分の肉体と精神をこの鏡に映し、目を閉じていると

自然界に起きている様々な現象を直感的に受け取る事が出来、

情報や言葉に惑わされる事無く『自然の叡智』に

繋がっているんだな～・・と思いました

これって単純に言えば縄文人に戻っている・・って事なんですけれどね・笑

ここまで来たらあの世よこの世の境界線『黄泉比良坂（よもつひらさか）』へ向かいます

『黄泉の国』の入り口ですけれど、結構あっさりとした感じの場所です・笑
しかし岩と言うものは太古の昔、神様が宿る御神体そのものでしたので
この『黄泉比良坂』の岩も崇敬していたと思います。
実際にこの岩の間からは風が吹いていますしね・・

『黄泉比良坂』を巡った後は

奥出雲温泉の常宿『湯乃上館』で

出雲bijinの小村さんと高砂醤油の高砂さんと、女子会でした

高砂さんと何回か飲みに行っていますけれど、何時も車でいらっしゃって

いたのでお酒が飲めませんでしたけれど、

今回は気兼ねなく・・思いっきり飲んで食べて

楽しい夜を過ごしました

囲炉裏で焼いた甘鯛は本当に美味しかった
出雲bijin小村さん＆高砂さんです

ご主人が最近ひろって来たネコちゃんで名前は『こはく』君
♂ネコちゃんだけあってやんちゃで可愛いネコちゃんです

朝は思いっきり霧に包まれます

24時間、ずっと湧き出てている温泉・・
本格的な掛け流し温泉は柔らかいお湯でもお肌もぷるぷるになって身体の芯まで暖めて
くれます

来月に開催される『出雲国参拝ツアー・第三弾』も

おかげさまで定員オーバーとなっていましたけれど、

キャンセルも出始めているようですので、もし今からでも参加ご希望の

方がいらっしゃいましたら出雲bijinサイトの方へ

覗いて見てください

オプションで『神迎神事』も参加出来たり、

願いを叶える北斗七星の『妙見信仰』がベースと

なっている『長浜神社』を始め、

夜神楽や温泉などなかなか日頃では味わえない体験を沢山ご用意していますので

この機会に是非、参加して皆様と一緒に楽しめたら幸いです

参加者ご希望フォームはこちらから・・

next tomorrow・・