芸術放浪記＊Vol.2 『不変』と『進化』☆

部屋から街の風景を望む・・夜9時過ぎでもこの明るさ！

金曜日の夜に到着し、本格的な活動は月曜日からでしたので

週末の土日は時間の許す限り、美術館で芸術三昧！

チケット売り場で並びたくないので日本で既に購入していた

美術館フリーパス『ミュージアム・パス』が

大活躍でした

こちらがミュージアム・パス
��日間・４日間・６日間と３種類あります

まず土曜日は王道の美術館を制覇！

最初に訪れたのは『ルーブル美術館』
やっぱり転んでもルーブル・・
何度来てもスケールの大きさに圧倒されます

『ルーブル美術館』にはそれこそ有名な

『モナリザ』も展示されていますけれど、

emyはギリシャ彫刻を見るのが特に好き

その中でもダントツのお気に入りは・・

この『サモトラケのニケ』が一番のお気に入り
このダイナミックで優雅な曲線美・・今にも飛び出して行きそうな翼・・
勝利の女神でもある『ニケ』を見事に表現されていて、身体と翼の部分しか残されていないけれど、魂が揺さぶられる古代彫刻です

やっぱり『ニケ』は凄い・・

でも広いルーブルは感動に浸る間もなく、サクサクと古典芸術を

見て行かなければなりません

天井が青く塗られています・・やはり芸術作品・笑

度迫力の彫刻郡！

～ナポレオンの間～には沢山、ブタのキルトオブジェが置かれていて可愛い～

さささ・・

『ルーブル美術館』の次はセーヌ川を挟んで

『オルセー美術館』へ移動

昔の駅舎を改装して建てられた『オルセー美術館』

こちらでは近代美術が味わえます

個人的には『オルセー美術館』の雰囲気と

展示されているものが大好きで、久しぶりの名画の再会を楽しみました

そして最後は『オランジェリー美術館』へ・・

モネの『睡蓮』を自然光の優しい光の中で鑑賞出来る美術館

も～この３つを回ったらその日はお腹いっぱいになりますね・笑

久しぶりに触れた彫刻や絵画は変わる事なく

不変的な美しさを存分に放出させていましたけれど、

『変わったな・・？！』

と思ったのは美術館に訪れている観光客たちでしたね

昔、『ルーブル美術館』へ行くと多くの方々が

名画の前にキャンバスを置いて油絵で模写したりスケッチしている方が

多かったけれど、

今では写真を撮られている方がダントツに主流・・

『ipad』で写真を撮られている方も多く

名画は変わらなくとも見る側の進化を感じましたね・笑

デジタルになると簡単に記録出来るので

片っ端から写真を撮り続けてみたりとか・・

その対比が何となく面白く感じました

��日目から思いっきり歩いたので既に足は棒状態・・

でも、日曜日も張り切って美術館三昧です

まず向かったのは『パリ市立近代美術館』これはマチスの壁面です（めっちゃ大きいんですよ～）

次はエッフェル塔近くの『海洋博物館／人類博物館』
ここでは昔の様々な教会建築の様式が勉強出来ます

そのままずっと歩いて『ケ・ブランリー美術館』
こちらではオセアニアやアフリカのプリミティブな作品が楽しめ、ジャングルの様なお庭や
独創的な建物が魅力的

メトロで移動して『ヨーロッパ写真美術館』へ行ったのですが、展覧会の準備で常設物が見られず残念・・
次回、リベンジします・笑

そして最後は懐かしの『ポンピドゥー』へ移動。

ポンピドゥーへ向かう頃からいきなり雲行きが怪しくなり雨が降り始めました

emyが20歳の時に初めてパリへ来た時から既に存在していた
『ポンピドゥーセンター』
エスカレーターで６階の『国立近代美術館』へ・・

世界最大級の20世紀近代美術館なので展示されている数が
半端ありません
最後の最後に『やられた～～・・』って感じ・笑

絵画から写真・家具・彫刻まで・・ありとあらゆるジャンルが展示されています

も～この２日間で、いったい何年分の芸術を堪能した事でしょう！！

・・って言うかあまりの文化レベルの高さに脱帽した事と、

子供の頃からこんな芸術に囲まれて育っていて

芸術に目がこえているパリの方々に、自分の作品がどう写るのか・・

そんな事を考えると一瞬ひるみました・・