時空を超えた旅物語・・☆

先日、金閣寺で開催されている『GUCCI』のアーカイブ展『時の贈りもの』へ行って来ました

京都に住んでいて

『本当に恵まれているな～』

と思うのは、身近に

『先人たちが作り上げて来た逸品』

を感じたり

『ずっと守り続けられている日本の伝統美』

を目に触れられる贅沢さ・・

京都独特の『気質』『習慣』『流儀』があったとしても

この土地に身を置かせて頂いている『ありがたさ』は

ホント感じています

今回も町家から自転車で15分に健在する

世界遺産・金閣寺

へ創立90年を迎えたGUCCIのアーカイブ展へ行って来ました

歴史建造物とフィレンツェの伝統職人たちのコラボがどんな形となって

展示されているのか興味がある以上に

日頃、非公開である会場の『本堂・方丈』が見られる事も

重なり、ちょっとドキドキ気分です

只今、京都は夏真っ最中！
緩やかな坂道でも自転車をおりると汗ビッショリ

※会場内は撮影禁止なので写真はインターネットから抜粋
江戸時代に描かれた『狩野派』の墨絵の前に陳列されているGUCCIのバッグたち・・
『森に住む仙人たち』がそれぞれの雰囲気に合わせたGUCCIのバッグで旅支度・・
と言う物語形式で展示されています

今までも京都の神社仏閣の『屏風画』『墨絵』を

沢山見て来ましたけれど、異文化の伝統を前に

改めて目にした『屏風画の空間』の凄さを

再確認してしまいました

1947年に誕生したバンブー素材のバッグは京都の竹を用いられたそうです

今回のテーマ『時の贈りもの』は単に

『和と洋の伝統文化の融合』を表現されただけでなく

『普遍的な価値』を語り継がなければ

ならない重要性をしみじみと感じます

毎年、ニュースで目にする

『質に流れたブランド品たちのセール』

で山の様に積まれたバッグたちを目にする度、

先人の職人さんたちがこの光景を目にしたらどんな気持ちになるのか

心が痛みます

消費性が高くなってしまった『ブランドバッグ』たちがまた

『時の贈りもの』として後世に受け継がれて行く事を

願っていますね

『金閣寺』と言えば冬の雪景色が有名ですが、新緑に囲まれている姿も素敵です

やっぱりこの屋根の鳳凰が象徴的ですよね

『鯉の滝登り』に見える其の名も『龍門滝』
石の名前も『鯉魚石』です