今日で写真展が終了です☆

先週の木曜日から開催しておりました『KOTOBUKI～ことぶき～』展も本日で終了です

この度も遠方から沢山のお客様がいらっしゃいまして誠にありがとうございました

作品を観に来て頂いてゆっくりとご挨拶が出来ず申し訳ありませんでした

九州や四国・山口・広島・岡山・近畿圏・名古屋・神奈川・東京・・

今まで私も遠方を飛び回り、写真展や対面鑑定を通して知り合ったお客様方が

逆に大阪まで足を運んで来てくださって本当にありがとうございます

そして来年は前から予定しておりました九州で何とか

展覧会を開催出来る様に頑張りたいと思います

新作の『大扇』扇骨80センチ・・広げると１メートル60センチとかなり大きな作品となっております

今回の大扇は何時もお世話になっている東大阪のパデックさんに写真を布に転写する『昇華転写』を施しました。
前回より大きい作品なので重量を考え、布の材質を変えてのチャレンジです。

柔らかい材質の生地だったので、扇を作成して頂いた職人さんたちも

かなり大変だったとお聞きしました

何時も新しい試みに一緒になって取り組んでくださる静岡県の『鯉部路（リベロ）』さんを始め、

扇骨・折り・仕上げに携わって頂いている職人さんなど皆様には我が儘なオーダーを

聞いてくださり、

本当にありがとうございました

大扇は今後も引き続き、制作して行きたいと思っております

京都の『町家』に住み出して、本来の日本の風土を身体で感じる生活を送っております

日本は大変湿気が多い国で、町家の土壁や材木がその湿気を吸い込み、まるで呼吸をしている様な

『生きた家屋』です

なので家の中では常に『すきま風』が通っておりますので外より寒かったりするのですが、

逆に邪気がたまらない最高の造りとなっています

ただ玄関に従来の写真プリントの『金鯉』を飾っているのですが、

湿気を吸ってしまって表面にちょっとうねりが出てしまい・・

やはり町家に合った材質を考えると『和紙』が最適と考えました

そして町家には床の間が２カ所あり、そこへ飾られる『掛け軸』を制作してみようと

考えました

��月に『祇園・OKU』さんで知り合った京都の表具師・井上さんにご相談をした所、

「和紙に転写した物の軸装は初めてですが、やってみます！」

と相変わらず、『今までに無いもの』を職人さんにチャレンジしてもらいました

本来、掛け軸の制作は２ヶ月近くかかるのにそれを約３週間で仕上げて頂くと言う・・

ほんまに大変な注文でしたけれど、井上さんの頑張りで

驚く程、素敵な『掛け軸・鯉図』が仕上がりました

今年のお正月に早速飾りたいと思います

��・・とまったく作品を売る気で作っていないemyである・笑）

今度は季節感を持っと感じられる『掛け軸』も制作して行きたい・・と

頭の中は次のアイデアでパムパム状態です（笑）

こんな雅な物を作り出したら京都でも展覧会を考えて行きたいですね

そんな沢山の職人さんたちの思いも詰まった展覧会でした

そしてお祝いのお言葉や『ご当地お土産』の数々・・

来てくださるだけでも嬉しいのに何時もありがたく頂戴しております

合わせてあつく・・あつ～～～く御礼申し上げます


京橋画廊のオーナー道木さんもお越し頂いているお客様に親切に対応して頂き、安心して

対面鑑定に没頭する事が出来ました

ほんと、素敵なオーナーママさんです

今日はこの後、搬出へ行きま～す