鑑定士は見た！Vol.12 神が「荒ぶる神」となる時・・☆

加計呂麻島の民家の前にはお守りの役目を果たすシーサーや貝が置かれている光景を良く目にしました・・

強力な自然の癒しと楽しくて摩訶不思議な島の旅もあっと言う間に最後の朝を迎えました

朝ごはんを食べた後、最後の大仕事・・「禊（みそぎ）」をしなければなりません

「禊」は満潮になる手前が一番エネルギーが高まると言う事なのでユキ姐は手帳を広げて満潮になる時間を調べてくれました

ユキ姐「満潮になったら後は引き潮・・エネルギーが低下して行くからね・・
今日の満潮時刻は10：45分だから10：30頃行けば良いよ！」

そして「のんトラベル」に禊写真がアップされていましたね

のんちゃんから１人ずつ海に浸かって（本当は頭まで浸かりたかったのだけど、冬なので足膝ぐらい）

2010年、頑張れる様にしっかりと1年の汚れを落としました

そして色んな事を気付かせてくれた自然と全ての人たちに感謝を込めて・・合掌

奄美へ渡るフェリーが13時だったのでそれまで民宿でくつろいでいると

ユキ姐「あたし・・肝心な事見てもらうの忘れてた！
実は昨日話した『神様が降りるととんでもない事になる』事にも通じているんだけど、
今、この島に５カ所も山の木を伐採して工場を作る計画があがっているんだよね・・。
どうやら水面下で動いているみたいなんだけど・・
ここの自然が破壊されたらとんでもない事になるよ！
emyさん、これ・・何とかならない？どーなって行く？工場が出来ちゃう？」

（え？？この偉大な自然が壊される？？）

その話はのんちゃんもカータンも聞いていて３人とも絶句してしまいました

のんちゃんから明治維新～戦争まで様々な悲惨な島の歴史を聞いていたのに、

島の人たちは誰もが親切で優しくて・・

そんな悲惨な歴史があってもこんなにまで島の皆さんが穏やかな気持ちになれるのは

どう考えてもこの自然の癒しパワーが在っての事だと感じます。

そんな素晴らしくて人間には無くてはならない自然が今、

人間の手で壊されそうとしている・・

そんな自然形態がまた狂ってしまうと天災がやって来るのではないか？

「神が降りる」・・

それは人間が自然に敬意を示さない事に神様の怒りが爆発し、

「荒ぶる神」と変わり、大地を揺るがす天災をもたらすかもしれない・・

この話を聞いた時、ふと奄美大島の「ホノホシ海岸」を思い出しました。

海岸沖で起きた船の事故・・

あの時感じた天からの言葉・・

「これ以上、近づくな！」

今、加計呂麻にもその様に天からの警告がやって来るかもしれない・・

そんな複雑な思いがあってもタロット・カードを引く時は客観的になっていました

鑑定の上で重要な事・・何時でも冷静に客観的になる・・

��枚目のカードからため息が出てしまう物でした・・

そのカードは

剣の４・・これは「水面下で問題が動いている」事が確実である意味です



そしてもっと悲惨なのが

剣の５・・これは憂鬱な問題が段々と大きく広がっていく警告カード



そしてとどめが「サンダーボルト（雷）」のカード・・これは天災など避けられない災い事や事故を示すカードです



それにプラスして「対立」「論争」を現す「剣の８」と「棒の５」






自分で出して置きながらこの配置を見てこんなに恐怖を覚えた事はありません

emy「残念な結果ですが、本当に工場建設は水面下で動いて・・確実に着工へと向かっている・・」

この結果は全員がショックを隠せない様子でした

でも何か少しでも解決策があるかもしれない！

・・と再びカードをシャッフルし始めてたemyでした・・

next tomorrow・・