笑顔の力・・☆

先週の後半は、母の看病やイベントのお問い合わせで朝までPCにかじりついていたりと

色々バタバタしていました

東京出張まで原稿カキカキを含め、まだまだやらなければならない事が山積み・・

でも昨日はあえて何もせずに一反、休憩・・

近所の足ツボマッサージでリラックスし、TUTAYAでDVDを借りて来ました

今は久しぶりにドキュメンタリー映画を見たい気分・・

ず～と見たかったマイケル・ムーア監督の「シッコ」は残念ながら借りられていたので

これまた劇場で見たかったけど見そびれた

「未来を写した子供たち」

を借りました

この映画はインドのカルカッタに実在する「売春窟」に住んでいる少年少女たちにNYの女流カメラマンが

「写真教室」と題し、彼らにカメラを渡します。

外の世界を知らない子供たちが初めて手に取った「カメラ」で様々な物を写し出す・・

「未来を写した子供たち」



この女流カメラマンは何とか彼らを救いたいと彼らが撮った写真を通して世界に呼びかけます

そして彼らは「写真」を通して「未来」や「希望」を持ち始める・・

て感じですね

この映画を通じて改めて

「写真ってほんとに凄いな・・」

と感動しました。

「写真」は撮っている人の「心」を写す・・と言っても過言ではない。

過酷な運命に翻弄された彼らが写し出す

「街の風景」「肉親」「友達」・・

恐ろしい程、繊細で明るく、美しい・・

必死に写真を撮っている姿が可愛いですね



外の世界を知らなかった子供たちがバスに乗って動物園や海に行った時に見せた

最高の「笑顔」

そしてその時に撮った写真たちはまさに彼らの「未来」を映し出している感じでした。

初めて見る海に全員大はしゃぎ！



まだ10歳そこそこの少年少女たちの言葉に驚かされる事も多々。

「お金持ちになりたいとは思わない。

でも貧乏でも苦しくない。

だって自分に与えられた運命を受け入れているから・・」

特にこの言葉は胸に突き刺さりました。

子供たちが撮った写真の一部






この写真たちを見たヨーロッパに人々は純粋に

彼らの過酷な運命を可哀想と思ったのではなく、高い芸術性に感動していましたね。

実際、写真の撮り方を教えていた女流カメラマンも驚いていましたから・・。

それにしても「笑顔の力」て凄いですね・・。

この子たちの笑顔を見ていると、どんな環境に居ても

どんな苦しみにも打ち勝つ「エネルギー」を感じます。

「笑顔」は「エネルギーを作り出す・・」

この映画を見た後、ふとボルネオやクアラルン・プールで撮影した

子供たちの写真を引っぱり出しました。

ボルネオの少数民族の村で出会った子供たち



クアラルン・プールの中華街の少年

クチン（マレーシア）の男の子

見知らぬ異国人の私に子供たちは笑顔で答えてくれていました。

その笑顔で私も笑顔になり・・暖かい気持ちが沸き上がります。

今回、この映画を見て改めて

人に会う時は笑顔を絶やさない様に心がけようと思いました